きょう14日(木)午前5時現在、北~西日本の広い範囲に雨雲がかかっている。このあと北日本・北陸では昼ごろから、日本海側を中心に広い範囲で次第に雪となる。暴風や高波、猛ふぶきによる交通障害などに警戒が必要だ。
一方、東~西日本の太平洋側は、西から次第に天気が回復し昼ごろには晴れる所が多い見込み。
北陸と北日本日本海側中心に広く雪 暴風・高波にも警戒
大陸付近にある前線を伴った低気圧の影響で午前5時現在、広い範囲で雨が降っているが、この後上空には真冬並みの寒気が流れ込む予想。このため北海道~東北の日本海側では、平地を含め広い範囲で雪となる見通し。さらに、北陸など東日本日本海側の山沿いでも、夕方以降を中心に雪となる予想だ。
また、暴風や高波にも警戒が必要だ。特に北海道では猛ふぶきとなって交通に大きな影響の出るおそれがある。
東~西日本太平洋側 昼ごろには晴れ間戻る
低気圧からのびる前線が通過する影響で、東~西日本は午前中、雨の所が多くなる。北陸と北日本日本海側は大気の状態が不安定となり、昼過ぎにかけて落雷や突風、ひょうにも注意が必要だ。
ただ、太平洋側は西から天気が回復し、昼ごろには広い範囲で晴れ間が戻る見込み。
西日本 日中気温下がる 東京は気温上昇
朝は、全国的にきのう13日(水)より気温が高くなっている。ただ、寒気が流れ込む影響で、日中は西日本を中心にきのうより気温が大幅に下がり、平年を下回る所も多くなる予想。帰宅の時間帯はかなり冷え込むため、服装選びや体調管理に注意が必要だ。
一方で東京や静岡は日中、気温が上昇する見込みで、予想最高気温は23℃となっている。ただ、こちらも夕方以降は朝より気温が下がるため、服装で上手く調整したい。
(気象予報士・保科宗一朗)
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